AI・半導体関連株が火を付けた!日経平均、一時1,700円超の急騰(2026年5月22日)
22日の東京株式市場で日経平均株価は前日比1,748円高(場中高値)まで買い進まれ、終値でも1,654円高の6万3,339円07銭と史上最高値を更新しました。指数寄与度の高いAI・半導体関連銘柄への買いが集中したことが背景です。
上昇を主導した主な銘柄
- ソフトバンクグループ(9984):傘下のアーム株高を追い風に11%超上昇し、指数を大きく押し上げました。
- 東京エレクトロン(8035):半導体製造装置需要の拡大期待からしっかりと上昇。
- アドバンテスト(6857)、太陽誘電(6976)など電子部品大手も買われ、AI向けの部材需要を映しました。
米国市場とのつながり
今回の買いの起点は、米半導体大手エヌビディアの好決算でした。同社は21日(米東部時間)に市場予想を大きく上回る業績を発表。生成AI向けGPU需要の勢いが改めて確認され、日本市場でも関連株への物色が波及しました。
また、米国でのインフレ鈍化観測と利下げ期待が再燃していることもリスク選好ムードを支えています。米株先物が堅調に推移したことで、海外勢の先物買いが東京市場を押し上げる構図が鮮明でした。
投資家が押さえておきたいポイント
- 指数主導の上げ:ソフトバンクGや東京エレクトロンなど値がさ株の寄与度が大きく、TOPIXの上昇率(+1%)は日経平均ほどではありません。
- 売買代金は9兆円超:高い商いを伴った上昇は相場の勢いを示す半面、短期的な過熱感にも注意が必要です。
- 米国発のイベントリスク:来週以降はFOMC議事要旨や米PCEデフレーターなどが予定されており、金利動向次第で需給が変化する可能性があります。
まとめ
AIブームの震源地である米国からの追い風を受け、東京市場でも関連銘柄が“連想買い”を呼び込む展開となりました。米ハイテク決算シーズンが続く中、好材料が重なれば再び節目の6万4,000円台をうかがう場面も想定されます。一方で、高値警戒感も徐々に強まるため、米金利や為替の変動には引き続き目配りが欠かせません。
